認定NP0法人岡山市日中友好協会(土井章弘会長)は、2025年度(令和7年度)定期総会を、2月11日、岡山市のANAクラウンプラザホテル岡山で開催。令和6年度の事業報告、活動計算書など諸報告を承認、新年度の事業計画、活動予算書などを原案通り決定、新しい年度のスタートを切った。当日は、引き続き恒例の日中友好新春互礼会が盛大に開かれた。 事業報告では、青少年交流事業として中国の青少年招請と県内の高大学生の中国派遣の取り組み、西日本地区日中友好交流大会の取り組み、内山完造翁顕彰事業のスタートなど。 新年度事業計画としては①戦後80年、日中不再戦を誓い、平和友好の大道を確認②内山完造生誕140周年記念活動・事業の実施③日中青少年交流事業の促進④日中医療福祉交流の促進⑤財政の健全化と会員拡大などが挙げられた。 役員改選では、土井章弘会長等を再選、新たに理事として江草明彦氏と加瀬珠樹氏を選任した。 (事業報告、活動計算書、新年度事業計画・予算書、役員改選等の詳細は、会報「岡山と中国」3月号及びホームページに掲載します) 記念講演 桃太郎獅子舞 二胡演奏 合唱「日中友好の歌」 (2025・2・11) 2025年度定期総会と新年を祝う日中友好新春互礼会が、2月11日、定期総会に引き続き華やかに開かれた。岡山市日中友好協会会員を中心に、国会議員や岡山市など行政関係者、それに中国駐大阪総領事館など各方面からの来賓諸氏が顔をそろえ、参加者は200人を超え、従来一番の盛り上がりとなった。 開会挨拶で土井章弘会長は「今年は郷土が生んだ内山完造先生の生誕140年に当たる年。内山先生が生涯通じて実践した〝互助互恵〟の精神を学び、未来永劫の平和に向けての友好を誓いたい」と決意表明。 記念講演では、拓殖大学教授でジャーナリスト、中国研究の第一人者として知られる富坂聰氏が「米中対立での中国の選択」について熱弁をふるい、参加者をうならせた。 席上、当協会に対する総務大臣表彰の報告と、上海市から白玉蘭賞、洛陽市から栄誉市民称号を受けた当協会の松井三平専務理事に対し、宮本光研副会長からお祝いの花束が贈られた。 祝賀アトラクションでは、獅子舞「備前一宮桃太郎獅子」の演舞、田川さんによる二胡の演奏もあり、会場を大いに盛り上げた。 最後は、参加者全員で「日中友好の歌」を合唱し、幕を閉じた。この作詞は、宮本光研副会長、作曲は松原徹氏。当日の歌唱指導は黎暁尼岡山商科大学孔子学園長でした。 |